きしだがし!?~戦いに疲れた異世界女騎士が、ウチの駄菓子に癒されて帰って行くんだが~

平和ライチ

ピンチになると、駄菓子屋に転移する女騎士

あらすじ

戦いに疲れた異世界の女騎士は、バトルでピンチになると、なぜか強制的に日本の駄菓子屋へ転移してしまう。うまい棒ときなこ棒が傷ついた騎士を癒す、異世界×駄菓子の脱力系コメディ。

この作品の見どころ

「ピンチになると駄菓子屋に転移する」——この救済措置の斜め上っぷりが本作のすべてです。命のやりとりの緊張から一転、たどり着くのは10円のお菓子が並ぶ日本の駄菓子屋。この落差がまず笑えるのですが、読み進めるうちに気づくのは、駄菓子屋という空間の持つ本物の癒し力です。安くて、優しくて、誰でも受け入れてくれる場所。戦い続けてきた騎士が、駄菓子ひとつで顔をほころばせる姿には、笑いと同時にじんわりくるものがあります。異世界バトルの様式美と駄菓子の庶民性、そのギャップを行き来する構成はテンポ抜群。疲れた日に読むと駄菓子屋に行きたくなる、癒し効果つきのコメディです。