©野羽奏沙羅/forcs
たとえ悲願が二人を別つとも ~追放された聖女は、世界を裏切った王子の唯一の真実~
聖女を追放した王子には、誰にも言えない真実があった
あらすじ
幼馴染である王子から偽りの罪を着せられ、婚約破棄のうえ追放された聖女。しかしその裏切りの裏には、王子が独りで抱え込んだ「世界を裏切る」ほどの真実が隠されていた。すれ違う二人の想いと悲願を描く切ないファンタジーロマンス。
この作品の見どころ
婚約破棄・追放から始まる物語は数あれど、本作が胸に刺さるのは「追放した側の王子」にこそ物語の核心が置かれている点です。幼馴染の聖女を自らの手で陥れ、遠ざけなければならなかった理由とは何か。タイトルの「たとえ悲願が二人を別つとも」が示すとおり、二人を引き裂いているのは憎しみではなく、それぞれが背負った使命と想いです。読者だけが少しずつ王子の真実に近づいていく構成になっており、序盤の「ひどい裏切り」が中盤以降まったく違う表情で見えてくる瞬間がこの作品最大の見どころ。切ない恋愛ファンタジーが好きな方、「誤解とすれ違い」の果てにある再会を見届けたい方に、ぜひ最初のページから伏線を味わってほしい一作です。
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