©上野すばる/forcs
婚前不倫(仮)
結婚式に乱入してきたのは、夫の「元カノ」だった
あらすじ
幸せの絶頂であるはずの結婚式に、新郎の元恋人が乱入するところから物語は始まる。結婚を目前にした男女の間に潜んでいた嘘と未練が、式場という逃げ場のない舞台で一気に暴かれていく愛憎ドラマ。
この作品の見どころ
「結婚式に元カノが乱入する」という掴みから始まる本作の見どころは、修羅場そのものよりも、そこに至るまで積み重なっていた小さな違和感の描き方にあります。順風満帆に見えた二人の関係に、いつから嘘が混ざっていたのか。乱入という派手な事件を入口に、婚約期間という「結婚前の宙ぶらりんな時間」に潜む不安や疑心が丁寧にすくい上げられていきます。誰か一人が悪役なのではなく、登場人物それぞれに事情と言い分があるのもこのジャンルの醍醐味で、読み進めるほど「自分ならどうするか」を考えさせられるはず。ドロドロした愛憎劇が好きな方はもちろん、結婚や恋愛の「きれいごとでは済まない部分」を描いた物語を読みたい方におすすめの一作です。
©上野すばる/forcs