©新井サチ/forcs
ナンバー~運命のトリセツ
人の頭上に、数字が見える
あらすじ
ある日突然、人の頭上に数字が見えるようになった主人公。その数字が何を意味するのか分からないまま、数字に導かれるように人間関係が変わり始める——「見えてしまう」ことの光と影を描くドラマ。
この作品の見どころ
「人の頭上に数字が見える」——このシンプルな設定が優れているのは、数字の意味を知りたいという謎解きの欲求と、知ってしまったらどうなるのかという不安を、同時に読者へ植え付ける点です。好意の度合いか、余命か、それとも全く別の何かか。数字の正体を巡る推理はもちろん、意味が分かってからが本番で、「見えてしまう」力は主人公に他人の本音や運命を突きつけ、知らなければ守れた関係を静かに壊していきます。便利な能力ものではなく、知ることの代償を描くヒューマンドラマとしての深みが本作の持ち味。設定ものの考察が好きな方、能力に振り回される人間の物語を読みたい方にどうぞ。
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